2018年5月までのICO投資額は昨年度1年間と比べて既に2倍に!

仮想通貨仮想通貨, ICO

2018年ICO投資額について

はじめに

ICOとは?

ICOは「Initial Coin Offering:新規仮想通貨公開」のことで、株式でいうところの株式上場にあたります。資金調達したいプロジェクトが、独自の仮想通貨トークンを発行することで資金調達を行います。 ハイリスクハイリターンで投機的側面が強い反面、各国の法整備が追い付いていないことで、詐欺まがいのICOが横行するなど問題点も多く、国際的な規制強化が協調路線にあり、FacebookやTwitterではICOに関する広告は禁止されています。

報告書について

2018年の半年間にICOへ投資された金額は、昨年度1年の間に投資された金額のすでに2倍に達したことがCVA(クリプトバレー協会)とコンサルティング会社PwC作成の報告書によって明らかになりました。

2018年第2版ICO報告書

Initial Coin Offering – A strategic perspective
https://cryptovalley.swiss/wp-content/uploads/20180628_PwC-S-CVA-ICO-Report_EN.pdf

報告書内容

報告書内PwC Strategy&Blockchain EMEAに所属しているDaniel Diemers氏により、ICOを行ったプロジェクトの大部分は失敗しており、プロジェクトの3分の1しか成功していない(調達額が集まっていない)ことが指摘されています。しかし、本年度5ヶ月間に実施されたICOは537件あり、ICO市場の成長と人気が高まっていることを強調しており、ICOへの投資額に関しては、2017年と比べて2倍の137億ドル(約1.5兆円)が2018年5月末までに投資されていることから、仮想通貨市場自体は、今年に入ってから落ち込んでいるものの、ICO市場に対しては期待が高いのではないかと判断しているようです。

また、1つのICOプロジェクトが調達できる平均額も1,280万ドル(約14億円)から2,500万ドル(約27億円)以上と約2倍になっている。

ICOを行うプロジェクトがある場所としては、「アメリカ」「スイス」「シンガポール」、少し数が少なくなるが「香港」「ジブラルタル」「マルタ」「リヒテンシュタイン」でも行われているとのこと。

アメリカでは、2018年5ヶ月間に56のICOプロジェクトが立ち上げられており、そのトークン販売額は総額11億ドル(約1200億円)に達します。アメリカでのICO増加の理由としては、米国証券取引委員会に登録したクラウドファンディングプロジェクトが増加したことが理由だと報告書では記載されています。

2018年はイギリスでもICOプロジェクトが増加しており、48のICOプロジェクトで5億ドル(約550億円)を調達しています。

スイスもICOの主要な拠点であり、デジタル・エコノミーへの規制完了を確立する重要な担い手だと報告書では結論付けている。

まとめ

暗号通貨市場は今年に入ってから活気がありませんが、ICOについては違ったようです。私もICOで取引所トークンをいくつか購入したため、今後もICO市況に気を配っていきたいと思います。

参考サイト